レビュープラスさんからの献本です。
コグレ マサト,いしたに まさき
毎日コミュニケーションズ
発売日:2009-10-09
シンプル・イズ・ベスト。ツイッターをしばらく使ってみて、脳裏をよぎったのがこの言葉。
四角いフォームに140文字以内で自分がやってる事、考えてる事をつぶやく。
たったそれだけのインターフェース。
しかしそれだけで、世の中にいる人々が自分と同じ人間なんだな、と感じる...
こんなエポックメイキングな感覚に襲われたのは、
- フォーラムができた時
- ウェブブラウザ(URLリンク)ができた時
- Googleができた時
- ブログができた時
以来です。
特に、
Googleが初めてウェブに登場したときの感覚とよく似ていると思いました。
つまり、
一番初めにフォーム入力する時、一体何を入力すればいいんだろうという、
戸惑い。本書はこの時の感覚を
「月面に一人、着陸したような孤独感」と表現しています。
nikolitoも本格的につぶやきだすまでに2、3ヶ月位が必要でした。
IDを登録してからしばらくは、
ツイッターのメリットが全く分かりませんでした。
そんな時、2009年の7月位から、ウェブサイトのあちこちで企業や有名人が「つぶやいている」というニュースが聞こえだしました。
イラクでfacebookやtwitter、friendfeed、ブログが情報統制をかいくぐって活用されているという話も聞きました。それで、10月頃再び
ツイッターを再開してみる事にしました(笑)
この時は、「時報」や「ニュース」、「ボット」、興味のある「サイト」「有名人」をまずフォロー。
そうすると、興味のある事柄はやっぱり「コメント」したくなりますから、適当に(
しかし勇気を出して)コメントしていると、親切な人たちから、コメントや挨拶が返ってきました。
それから、コメントしてくれた人たちのプロフィールやブログ、タイムラインを読む事で、だんだん親しみが湧いていき、一個人として非常に
対等で、
尊敬でき、それでいて
楽しくユルい関係が構築されていったのでした。
ツイッターには独特の
「自浄作用」があります。まず、140文字の入力制限。万人に平等です。長いコメントの時はリンク先を表示します。だから興味ある人だけがリンク先を踏めばよく、押し付けがましくないのです。しかも、自分に合わないなと思えばいつでも気軽にアンフォローできるのも魅力(汗)ブロックやスパム報告もできます。したがって、くだらないつぶやきばかりをしていると
浄化されていくシステムとなっています(笑)
そもそも一体どうして140文字という制限になったのか、
ツイッターがどうして日本でブレイクしつつあるのか、関与した人物について、本書ではその辺の経緯から始まります。
そして、
ツイッターの基本的な使い方の解説、もっと踏み込んだ使い方、
ツイッターの可能性について、できるだけやさしい言葉で説明しています。
「はじめに」の章で、著者は「インターネットを作り、動かすのは『人』である」と述べていますが、nikolitoも同感です。
特にnikolitoが本書で一番の山場だと感じたのは、「情報を出していく人がより面白い事になっていく社会」の一節です。人と人が繋がることで起きた奇跡のエピソード。
国際宇宙ステーションの現在位置をGoogle Mapに表示するプログラムを作った作者に、ある日CBSニュースの大物プロデューサーから、機能の改善を要望するメールが届きます。彼は要望に応えてバージョンアップしたプログラムを短期間で完成させます。そのプログラムを気に入った人がNASAに掛け合ってくれ、最終的にシャトル打ち上げに招待する手紙を受け取るのでした。
こんなスゴイ事が起こりうるのは、彼にすばらしい能力があったというだけではなく、情報発信するツールがあり、それを
誰でもが使いこなせる素地があったからに他なりません。
これから先、どう転んでも、電力の供給でも完全に遮断されない限り、人々はネットを使い続け、どんどん
ネットと実生活が一体化していくでしょう。
そして私たちの行動や思考はネット上の大海原に流出していくワケですが、そこで不平を言っても、
便利至極なネット生活をするのであればどうしようもないのです。
むしろコチラが逆に、自分発の情報を流して、使い倒す!!位の意気込みで丁度良いと思われます(笑)ツイッターが、本当の意味で世間に「浸透」するのはまだまだこれからなのですが、この本を読み、「可能性」を再確認し、自分なりに使いこなすキッカケが生まれればいいですよネ。
- 2009/11/18(水) 17:16:00|
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